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ランドストーカーXL(Landstalker XL) ランドストーカーXL(Landstalker XL)詳細データ 解説 改造費用 画像 モデル コメント 詳細 編集中 データ 種類 メーカー 日本語 日本語訳 ドア 乗車定員 駆動 ギア SUV ダンドリアリー ランドストーカー XL 大地を歩き回る者 5ドア 4人 AWD 6速 モデル ラジオ 主な選局 洗車 リンカーン・ナビゲーターGMC・ユーコン 有り - プラットフォーム カスタム カラー デフォルトホイールタイプ オンライン専用 PS4 / Xbox One / PC限定 可 メイン/サブ SUV プラットフォーム 価格 売却額 保険料 オンライン専用 PS4 / Xbox One / PC限定 $1,220,000 $ $ プラットフォーム ガレージ保管 オンライン専用 自宅物件ガレージ PS4 / Xbox One / PC限定 可 解説 『ロスサントス・サマースペシャル』にて実装されたSUV。 ランドストーカーの新型モデルで、元ネタも4代目(現行)のリンカーン・ナビゲーター。 ヘッドライトには同クラスのライバルSUV、GMC・ユーコンの要素もうかがえる。 「XL」と名前にある通り、元のランドストーカーと比べて全長も長くなっている。 旧型のランドストーカーは3代目ナビゲーター(とそのベースのフォード・エクスペディション)をモデルにしていることもあり、エンジン音もV型8気筒らしい勇ましいサウンドだったが、新型となる本車は昨今のダウンサイジングコンセプトに倣ってかややエンジン音が静かになり、V型6気筒らしい静かなエンジン音を奏でる(*1)。 カスタマイズ面においては複数のカスタムパーツやペイントジョブが用意されており、元のランドストーカーと比べてカスタムの幅がより広がっている。 しかし、車高をそこまで下げられない事や、トロス等のSUVと比べると、値段の割にはカスタマイズ性は高いとは言い難いのが玉に瑕か。 だが今作では貴重な現行アメリカンSUV、かつラグジュアリーさとフォーマルさを兼ね備えた車両でもあり、スタイリングが気に入っているのならば決して損はしないだろう。 同アップデートで追加されたセミノール・フロンティアがオフロード特化のSUVなのとは対照的に、こちらはシティユース向きのSUVといった雰囲気を醸し出している。それでも走破性能は申し分なく、急斜面の登坂や障害物のパスも難なくこなす。 レブラGTS同様に大きいサンルーフを有しており、一人称視点で上を見上げれば解放感を満喫できることだろう。 車名の「ランドストーカー(Landstalker)」は英国SUVメーカーの「ランドローバー(Landrover)」にひっかけたもの(*2)。 オリジナルのランドストーカーの持ち主と言えば、 ヤクの売人かトロフィーワイフのどちらかでした。 新型の重圧なランドストーカーXLは、ヤクの売人でトロフィーワイフなあなたに相応しい1台です。 (Southern San Andreas Super Autosサイト内の解説より) 改造費用 画像 モデル リンカーン・ナヴィゲーター GMC・ユーコン デナリ コメント 地味に100万を超える超高級SUVなんだよな -- 名無しさん (2020-12-20 18 22 14) カスタム項目の多さも性能も明らかに価格に見合ってないはずなのに、なぜかめっちゃ好きな車 -- 名無しさん (2020-12-30 14 51 39) サブカラークロームにして、性能ノーマルのままでバインウッドをゆっくり走ってるだけでテンション上がる -- 名無しさん (2021-08-19 08 38 16) トヨタファンカーゴも作って欲しいですね -- 馬野笑夢 (2022-05-16 23 39 51) 買えなくなってる? (2023-12-15 12 51 37) ↑買えなくなりました………。 (2024-02-08 14 35 20) コメント
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PIECES OF A DREAM 詳細・攻略 AC3、初代に収録。 ★×5で272コンボ。BPMは105。 初代はむずかしいと同一譜面。あっちは★×2。 むずかしいコースは今ならたのしい太鼓道場と同じく完全に詐称だが、AC3当時の同レベルでは愛のビッグバンドに次いで簡単な曲だった。 AC3はふつうコースと同一譜面(ドンだフル)。 BPMは遅いが、当時は倍速オプションがなかったので難易度の割に難しい。 かんたん ふつう むずかしい コメント 復活希望(無理か・・・) - 2010-04-07 19 29 58 今だったら☆5〜6あたりかな - 2010-08-08 11 24 59 譜面 AC3のむずかしい譜面。初代は40小節の●●●●が●●● になっている。
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Four Piece of History ◆k3fZfnoU9U 『…プックルが言っていたことが正しい可能性が出てきたってことだな。ということはやはりキュウビの目的は人間に関するものなのか? だとすると…』 「ラ、ラクシュン殿、何一人で呟いているでありますか? 男はもう死にそうな状態なのでありますよ!」 『おっと、そうだったな。保健所にはおいらから連絡しておく。あと連絡したらおいらもそっちに向かうからさ。ケロロはそれまで怪我人のほうを見ておいてくれないか?』 新たな情報を得て考察を固めようとした楽俊に、ケロロは男の処置についてまくしたてるように尋ねた。 楽俊はほんの少し慌てたような声で返事をした。 「ラクシュン殿…、分かったであります。我輩に任せるでありますよ!」 ケロロはそう言って電話を切ると一目散に男のもとに走って行った。 どこぞのハリネズミのごとく足が8の字を横にした感じで男のもとに舞い戻った。 そして給食室前ケロロの胸中に一つの不安が上がり、自然と足が遅くなっていった。 (気軽に任せるでありますとは言ったものの……我輩にできるでありましょうか…) 応急処置とはいえケロロは治療に不慣れだった。 だが、今この場にはケロロ一人しかいない。 ぼのぼのはてゐを呼びに行かせたのでここにはいない。 そのことを思い出した途端、彼の胸中に後悔の念が湧きあがってきた。 てゐはヒグマの大将を殺した可能性がある。 そんなやつのところに子供を向かわせてしまった。 これは軍人としては失格の答えであろう。 例えるなら、赤ん坊を虎の巣に向かわせるようなものである。 しかし、これは過去に起きたことであるため彼には何もできない。 それ以前に現在ぼのぼのが今どこにいるのか分からない。 もし彼がレーダーのようなものを持っていたら、追いついて連れ戻すこともできただろう。 だが、運の悪いことにそのようなものを持ち合わせてはいない。 それよりも今は男の応急処置をこなさなければならない。 そのどこからともなく湧き出る義務感は彼の足は保健室に導いた。 「あれ?や、やけに道具が少ないでありますな」 保健室で道具を探し始めたケロロは違和感に気がついた。 道具の数が不自然に減っていたからだ。 「誰かがここによって持っていったんでありましょうか?」 そんな独り言をつぶやきながら応急処置に使えそうな道具を選ぶ。 ◇ 「あ、あれ?なんでこう都合よく救急セットが置いているでありますか?」 道具を揃え駆け足で給食室に向かったケロロは、足を踏み入れるなり脳内に『?』を浮かべる。 何故かご都合主義な展開の如く治療に使えそうな道具が置いてあったからだ。 「お、落ち着くであります。き、きっと親切な誰かが置いて行ってくれたであります」 そう考えながら男の前に向かっていく。 ちなみにここに治療道具を揃えたのはまごうことなくケロロ自身であるのだが、 彼が『電話をかける』ことで頭がいっぱいになってしまった結果、 この記憶は彼の脳内から忘却の彼方へと飛び去ってしまったのである。 何はともあれ男の前に来たケロロは、男の様子に違和感を覚えた。 どこか影がさし1ミリも動く気配がしない。 まるで人生に燃え尽きたかのようにそこに留まっているだけに見える。 恐る恐る男に近寄りそっと顔を覗き込んだ。 瞳に安らかながらも恐怖でひきつった表情が映りこむ。 まるで心地よい絶望に我が身を委ねているかの如く…。 「あ、あの、大丈夫でありますか?」 その表情に一抹の不安を感じたのかケロロは恐る恐る男に声をかけた。 しかし男は黙したまま、口を開く素振りすら見せない。 「あ、あの~、我輩の声が聞こえていないでありますk…え?」 その素振りに疑問を感じ、男に触れたケロロはあることに気づいてしまった。 人間の体温にしてはあまりに冷たすぎる。 まるで氷を触ったかのようだった。 生物学的にいえば人間は恒温生物に分類される。 すなわち常に温かさを保っているはずである。 その人間が生きている限り寝ていようが起きていようがいつも保たれているはずである。 その体温が失われているというのはその生命が生きているということを、頭から否定していることに他ならない。 もはや死んでいるのは確定的に明らかと言わざる負えない。 この事態にケロロは顔面蒼白になった。 (こ、このままだとこれからこっちに来るラクシュン殿たちに知れたら、 我輩が疑われることは間違いないであります。 し、しかしここで迂闊に動くと何と思われるか…。 我輩は…我輩は…) 「我輩は…我輩はなんて愚かな間違いを犯してしまったでありましょうかぁ!」 ケロロの思いはいつの間にか叫びへと変わり、冷蔵庫内部に響きわたる。 「こ、こういうときは慌てず騒がず忍び足、我輩にできることをするであります。」 そういうなりケロロは男の死体を仰向けに寝かせ、あたかも応急処置をしたかの如く治療道具を散らかし始めた。 「これで我輩の責任が少しは軽くなるであります。さて、後は……」 一通りの『偽装』をすませたケロロは次にやるべきことを模索するべく冷蔵庫内をうろうろし始めた。 【C-4/学校 給食室 冷蔵庫内/1日目/午前】 【ケロロ軍曹@ケロロ軍曹】 【状態】健康、錯乱(小) 【装備】:ジムのガンプラ@サイボーグクロちゃん 【道具】ガンプラ作成用の道具 【思考】 1:次は何をするべきか… 2:とりあえずギロロと合流したい 3:安全な場所でガンプラを作る ※ピカチュウ、キラーパンサー、オカリナをゲームに乗ったと誤解しています(名前は知らない) ※ピカチュウ、キラーパンサーの言葉は通じないようです。他は不明。 ※キュウビに宇宙人の協力者がいるか、キュウビ自身が宇宙人であると考えています。 ※会場の施設は、全て人間が以前使用していた物と考えています。 ※ぼのぼのと情報交換をしました。 ※給食室に、加藤清澄@バキの死体があります。 ※給食室の加藤清澄を重要人物と考えています。 ◇ ◇ ◇ 「ふあぁ~あ、なあ、オカリナ、ちょっといいか?」 「えっと、何でしょうか?」 「この本読んでみないか」 「え?」 やや遅めの朝食を終え、暇を持て余しているとプックルが大欠伸をしながら提案してきた。 プックルの前には分厚い本が置いてある。 「えっと、この本がどうかしたのですか?」 「ああ、放送がかかる前にピカチュウが見てほしいものがあるって言ってただろう」 「えっと、この本がそうなのですか?」 オカリナは戸惑ったような声でプックルに聞き返した。 「ああ、そうだ」 「まさか……たった今思い出したのですか?」 「いや、そういうわけではない。余りに退屈なのでな」 オカリナはジトッとした目でプックルを呆れたように見る。 それに気付いたプックルはまるで子供が親に催促するかのように前足で適当に本を開く。 オカリナはプックルの前に飛んでいき本を読み始める。 同時にプックルも本の挿絵に視線を向ける。 ◇ 「む、これはどういうことだ?」 「動物だけが住んでいる森?」 プックルが適当に開いたページを読んだオカリナは内容に疑問を感じた。 そこには動物だけがとある森に住む様子が描かれていたからだ。 これだとプックルの考察と矛盾してしまう。 念のため次のページを開いても人間の姿はどこにも描かれていない。 (これって……もしかして……) 断言することはできないが、この内容から考えられる可能性は一つしかない。 「プックルさん、もしかしてここには人間に関係ない動物もいるのではないのでしょうか?」 「な、そんなはずはない…」 「だって現にこの世界には人間が描かれていないじゃないですか!」 「いや、もうちょっと先を読めば人間が出てくるはずだ」 人間と一切関わりがない動物が参加している可能性もある。 そのことは一緒に本を読んだプックル自身も勘付いているはずだ。 それでも本の内容にどこか納得できていないのかプックルは人間を書き忘れたのだと言い張ろうとしている。 しかし読み進めても人間が出て来ないまま、次の物語に移ってしまう。 「結局出てきませんでしたね」 「…もしかしたらこれ自体が罠かもしれんな」 「罠…ですか?」 「オレ達を混乱させるために嘘を書いた可能性も考えられる」 「あの、そのようなことをする必要があるのですか?」 プックルの突拍子のない考えに首をかしげる。 確かに嘘である可能性もある。 しかし殺し合いをさせるのにわざわざこんな嘘をつく必要があるのだろうか。 そう考えたオカリナはプックルに聞き返す。 「あ…そういえば、ピカチュウは…えっと、確か……『キュウビがこの本を書く理由が思いつかない』って言っていたような気がするな」 ―ちなみに『本を書く理由がない』と言ったのはプックルなのだが、彼自身はそのことをすでに忘れていた。 「えっと、キュウビがこの本を…」 「ああ、キュウビぐらいしかこの本を書くやつがいないしな」 「……確かにそれぐらいしか考えられませんね」 「なあ、もう少し読み進めてみないか?」 「そうですね」 プックルは今思い出したという表情で本に関する考察を述べる。 しかしここまで来ても確実と言えるのは『本を書いたのはキュウビ』という一点だけである。 これだけでは分からないことが多すぎるので続きを読もうとした時、2人の耳に再びけたたましい怪音波が襲いかかってきた。 一瞬ぎょっとして音のほうに思わず振り向くと、電話が今すぐ取ってくれと言わんばかりに2人を呼んでいた。 オカリナは電話のそばに飛んでいき、人間に変身する。 「おい、変身しても大丈夫なのか?」 「ええ…、少し休憩しましたし…、こうでもしないと…えっと、『じゅわき』…を持つことが…出来ませんからね」 しばらく休んでいたもののプックルにはオカリナ自身無理をしているように見えたため、彼は慌てて尋ねた。 しかし、オカリナはそのことを気にしていないかのように、受話器を取る。 それでもプックルは不安そうな顔でオカリナの方を見続けている。 「えっと、どなたでしょうか」 『その声は…オカリナか?』 電話の向こうから聞き覚えのある声が聞こえてきた。 「えっと、その声は楽俊さんでしょうか?」 『ああ、そうだ。』 「あ、あの楽俊さん、そんなに慌ててどうしたのですか?」 『さっき死にそうな男が見つかったって話を聞いたんだ』 「え?し、死にそうな男って…どういうことですか?」 焦っているような楽俊の声に首をかしげながらも聞き返す。 すると楽俊は重体の男が発見されたことを伝えてきた。 そのためオカリナは吃驚して即座に尋ね返す。 『学校という建物でケロロとかいう奴が見つけたらしいんだ!』 「学校?ケロロ?」 『まあ、ケロロのことは置いておくとして、えっとだな、地図で言うと…』 楽俊の声とともにオカリナも地図を取り出して確認しようとする。 デイバックから地図を取り出そうとした時、ギイという音が聞こえてきた。 振り向くとプックルが体を押し付けるようにして扉を開けている。 「え?…プックルさん、何してるのですか?」 「何って…怪我人がいると聞いただろう。急がなければ手遅れになる」 「ちょっと待ってください。怪我人がどこにいるのかわかるのですか?」 「あ……」 オカリナが呼びかけるとプックルは怪我人のもとに急ぐように促してきた。 それに対しオカリナは怪我人の場所を訪ねる。 当然聞いていないのだから分からない。 プックルは頬を赤らめながらオカリナのそばに戻ってくる。 恥ずかしい思いをしたためか尻尾も垂れ下がっていた。 そんなプックルの様子に苦笑いしながら楽俊が言っていた場所を地図で確認する。 どうやら目的地はC-4にあるようだ。 このことを確認するために置きっぱなしにしている受話器を持つ。 『おーい、聞こえるか?』 向こうから楽俊がきょとんとした口調で尋ねていた。 「お待たせしました。」 『オカリナ、何があったのか?』 「ええ、実はプックルさんが足早に出かけようとしていたもので…場所も確認しましたので今から向かいます。」 『あ、オカリナ、ちょっと待ってくれ』 「え、何でしょうか?」 現場に向かおうとすると楽俊は割り込むように呼びとめてきた。 オカリナは受話器を戻そうとした手を一瞬とめて再び耳を当てる。 『ケットシーという奴から聞いたんだが、お前の親父さん、まだ無事みたいだぞ』 「え、えっと、そのケットシーという方が父と会ったのですか?」 突然父の話題が出てきたため、オカリナは少しうろたえてしまった。 それと共に涙がわずかながら眼の下にたまっていく。 無意識にその涙を拭いながら、確認するように父のことを聞き返す。 『ああ、聞いたのは電話でなんだけど、ケットシーはついさっきおいらと合流して…ぐあっ』 「え、楽俊……さん?な、何かあったのですか?楽俊さーん」 受話器の向こうから楽俊の呻き声と共に爆発音が響いた。 これらの音を聞いたオカリナは一瞬目を見開き、受話器の向こうにいる楽俊に呼びかけ続けるが返事は返ってこない。 その代わりうっすらとケットシーだと思われる声が聞こえてくる。 オカリナはプックルの口に軽く手を当て静かに聞き耳を立てる。 ケットシーは独り言を発しながら楽俊の周辺を漁っているようだった。 物を放り投げる音がたびたび聞こえてくる。 『しー ゆー あげいんだぁ! アンタの事は 忘れないぜェ!』 やがてこの言葉を最後にケットシーの声が聞こえなくなる。 オカリナは受話器を置き、悲しい表情を浮かべながらしばらく黙りこむ。 「オカリナ、しっかりしろ」 「あ……、すみません。でも、楽俊さんは…もう…」 この様子を見かねたプックルはオカリナに呼び掛ける。 オカリナは我に返ったが楽俊の安否について不安を感じていた。 「それはまだ分からないのではないか?」 「え?」 「命からがらとはいえ逃げ延びた可能性も考えられる。」 「プックルさん……すみません、その可能性もありますね。」 そんなオカリナにプックルはまだ可能性があると述べる。 オカリナは少し考えた後、プックルの述べた可能性に同意した。 「でもどうしましょうか?」 「む、どうかしたのか?」 「楽俊さんが言っていたじゃないですか。大怪我をしている男が見つかったって」 「ああ、そうだったな」 「ここからだとホテルの方が近いみたいですが…大怪我している男がとても気になりますし」 オカリナは魔力の消費を抑えるためカラス形態に戻った後、地図で位置関係を確認する。 その結果ホテルの方が近かったのだが、重症の男が気かがりになっていた。 その時オカリナはある事実を思い出す。 「そういえば、ピカチュウさんがホテルに向かっていませんでしたか?」 「む、そういえばそうだったな。では、俺たちは学校の方に向かった方がいいということだな」 「ええ、向こうについてからピカチュウと連絡を取れればいいのですが…」 「それは何とかなるだろう。」 「相変わらず大雑把ですね。」 ピカチュウは保護した子犬を送った後、ホテルに向かう手筈になっていた。 そのため後でピカチュウに連絡を取ることで楽俊の安否を確認することにした。 オカリナの大雑把というツッコミに、プックルは頬を膨らませていたが…。 ◇ 「これだけあれば大丈夫ですね」 「準備はできたみたいだな。では目的地に向かうぞ」 「あ、ちょっと待ってください」 「今度はなんだ?」 「ニャースさん達が来たときのためにメモを残しておこうと思いまして」 「そうだな、できるだけ早く頼む」 治療に使えそうな薬を一通りバッグに入れ、出発しようとした矢先オカリナはプックルを呼びとめる。 ここに来るであろうニャース達に重症の男が見つかったことなどを伝えるためのメモを残すためだ。 嘴で器用にメモを書くオカリナをプックルはまじまじと見ている。 「お待たせしました」 「ああ、なるべく急ぐぞ」 「ええ」 掛け声とともに1羽と1頭は勢いよく保健所を飛び出した。 【E-2/保健所/1日目/午前】 【チーム:主をもつ魔物達】 【共通思考】 1:首輪を手に入れて、解除法を探す。 2:仲間になれそうな動物を見つけたら仲間に入れる。敵なら倒す。 3:緑ダルマ(ケロロ)に会ったら『ガンプラ』を取り戻す。 4:お城に向かう 5:脱出の手がかりを探す。 【備考】 ※互いの知り合い、世界や能力等について情報交換しました。イギー、ニャースとも情報交換しました。 ※それぞれが違う世界から呼ばれたと気付きました。 ※次元や時空を操る存在(ポケモンや妖精)がキュウビによって捕らえられているかもしれないと考えています。 ※この会場にいる獣達は全員人間とかかわりをもつ者だと勘違いしています。 ※その間違えた前提を元にキュウビの呪法が人間に対してつかわれるものだと推測しています。 ※『ガンプラ』が強力な武器だと誤解しています。 ※ケロロ(名前は知らない)が怪力の持ち主だと誤解しています。敵ではない可能性も知りました。 ※『世界の民話』に書かれている物語が異世界で実際に起きた出来事なのではと疑っています。 ※楽俊の仮説を知りました。 ※帽子のネコが危険な動物だと知りました。 ※まん丸、ツネ次郎への伝言を預かりました。 ※保健所にメモが残されています。主な内容は以下の通りです。 ・学校に重症の男がいること ・そのため学校に向かったこと ・楽俊が何者かに襲われたこと 【キラーパンサー@ドラゴンクエスト5】 【状態】ダメージ(小。治療済) 【装備】炎の爪@DQ5、世界の民話 【道具】:支給品一式×2(キラーパンサー、ケロロ)、不明支給品0?1(武器、治療道具ではない)、きのみセット@ポケットモンスター(クラボのみ、カゴのみ、モモンのみ、チーゴのみ、ナナシのみ、キーのみ) 【思考】 基本:ゲームには載らないが、襲ってくる奴には容赦しない。キュウビは絶対に倒す 1:C-4の学校に向かい重症の男を治療する。 2:C-2付近へ死体の捜索。 3:ピカチュウの知り合いとオーボウを探す 4:お城を調べたい。 ※参戦時期はED後です。 ※『世界の民話』の内五編の内容を把握しました。 ※人間と関係ない参加者もいるのではという仮説を聞きましたが信じようとしていません。 ※ケットシーを危険な獣と判断しました。 【オカリナ@ハーメルンのバイオリン弾き】 【状態】魔力消費(中) 【装備】なし 【道具】支給品一式、ミニ八卦炉@東方project、治療用の薬各種、不明支給品0?2(治療道具ではない) 【思考】 基本:ゲームには載らない。キュウビを倒す 1:C-4の学校に向かい重症の男を治療する。 2:C-2付近へ首輪の捜索。 3:オーボウと、ピカチュウの知り合いを探す。 4:できるならミニ八卦炉は使いたくない ※参戦時期は死亡後です。 ※自分の制限について勘付きました。 ※人間と関係ない参加者もいるのではと思っています。 ※ケットシーを危険な獣と判断しました。 ※治療用の薬の内訳は後の書き手にお任せします。 ◇ ◇ ◇ 「うっひゃあー、こんな高い建物始めてミルゼー」 ケットシーは見上げるように建物を見上げていた。 建物の看板には筆文字で『キュービーぐらうどほてる』と書かれている。 「ヒーホー、楽俊のもとにハリーアップ、さもなきゃチャンスが逃げちゃう」 誰が聞いてるのもわからぬ独り言を叫びながら建物――ホテルに入っていく。 豪華なシャンデリアが輝くロビーを颯爽と駆け抜け、 階段を無邪気な子供のように駆け上がっていく。 ここまで生体マグネタイトを得ることに失敗し続けているため 心の中では焦りを募らせていた。 彼の言動からは微塵も想像がつかないわけだが…。 「確かここだったっけなー?」 ケットシーはある部屋の前で立ち止まった。 「ラクシュンは三〇九って言ってたっけなー?」 ドアにつけられているプレートを見ると三〇九と書かれている。 まさにケットシーが呟いた部屋番号と同じだった。 「ビンゴだぜー、よーし」 いたずらを思い浮かべた子供のような笑顔を浮かべながらドアノブを掴み… 「ラクシューン、オイラがゴールインだぜー」 「うわっ、誰だ」 ドアを勢いよく開けてドカドカと入り込んだ。 今の音に吃驚したのか大きいネズミが目を見開きながらケットシーの方に振り向いていた。 「ラクシューン、このケットシーのこと忘れるなんて悪魔より酷すぎるゼー」 「なんだ、ケットシーか。全く脅かすなよな。誰かが襲ってきたと思ったぞ」 「ヒーホー、ごめんちょラクシュン」 「まあいいや、ここまでくんのに疲れてるだろうからしばらく体を休めておけ」 ケットシーはどうせもうすぐ自分の糧になるのになと思いながら、適当に相槌を打った。 そんなことを知らない楽俊は休憩を勧めた為、言葉に甘えてすかさずベッドの上に飛び乗り身を委ねた。 少しの間ふかふかした後、楽俊が見えるように体を捻らせ座る姿勢を取る。 「その声は…オカリナか?――ああ、そうだ。」 誰かとの会話が耳に入り、楽俊の方を振り向くとどこかに電話をかけていた。 心なしかどこか焦っているような感じがする。 (さっそく大チャーンスが訪れたゼー) 今までの不幸はこの時のためだったといわんばかりに、 楽俊に気づかれないように隠しておいた銃を取り出し照準を彼に合わせる。 そしてトリガーを引く指に力を込め… 「さっき死にそうな男が見つかったって話を聞いたんだ」 楽俊が相手に言った伝言を聞いた途端、あっという間に指の力が抜けた。 死にそうな男、それ即ち生体マグネタイトの摂取に最も適した獲物である。 この偶然得た情報に、思わず頬が緩む。 「学校という建物でケロロが見つけたらしいんだ!――まあ、ケロロのことは置いておくとして、えっとだな、地図で言うと…」 そう言いながらふと楽俊はケットシーの方を振り向いた。 突然のことにびっくりして銃を後ろに隠す。 彼のきょとんとした様子からするとケットシーが銃を取り出したのには気づいていないようだ。 楽俊はバッグから地図を取り出しそれを見る。 「ねぇねぇ、死にそうな男ってどういうコトー?」 「おっと、お前さんには言ってなかったな。えっとだな、お前さんが来る前にそういう話を聞いたんだ。」 ケットシーは地図を見ている楽俊に近づき横から尋ねる。 彼は少し言葉に詰まらせながら質問に答えた。 「ふーん(それがリアルの話ならそいつからもマグネタイト頂き決定ー)」 この返事に手を後ろに回しながらあまり関心がないように相槌を打ちながらも、 他人から見たら腹黒いとしか言いようがないことを頭の中で計画を立てる。 楽俊は地図を見ながら、置きっぱなしにしている受話器を再び掴んでいた。 「おーい、聞こえるか?」 楽俊はきょとんとした口調で尋ねていた。 電話の相手がどこかに行ってしまったらしい。 しかし、相槌を打ち始めたところをみると電話の相手は戻ってきたようだ。 「あ、オカリナ、ちょっと待ってくれ。――ケットシーという奴から聞いたんだが、お前の親父さん、まだ無事みたいだぞ」 (そういやオイラ、ラクシュンにそんなこと言ってたっけなー) 一瞬電話のことを思い出す。 あの時、そして今も殺される運命だろうとは思ってないはずだ。 楽俊が電話に意識を取られている隙に銃を再び楽俊に向け―― 「ああ、聞いたのは電話でなんだけど、ケットシーはついさっきおいらと合流して…ぐあっ」 指に力を込め――弾丸が放たれた。 放たれた弾丸は後ろを気にとめていなかった楽俊をいとも軽々と貫いた。 「ケットシー…これは…どういうことだ……?」 楽俊はケットシーの方に体を向け息だえだえになりながらも問い詰めようとした。 ケットシーは構わずもう一発楽俊の腹に撃ち込む。 この一撃で楽俊は気を失ってしまったようだ。 ケットシーは楽俊に近づくと傷口に手をかざしそこから可能な限りマグネタイトの採取を始める。 受話器から楽俊を呼ぶ声が聞こえるが、ケットシーの耳には入ってこない。 ◇ 「あれ?もうこれっぽっちかよー。リトルすぎー、けどまーいーや、ギリギリセーフでマグネタイトをゲットしたことだし、ラクシュンはナニ持ってたのかなー?」 楽俊からはケットシーにとって満足な量のマグネタイトを採取することはできなかった。 しかしここで失敗していたら間違いなく自分は死んでいた。 そう考えると運がいいことには間違いない。 そのことを一人で納得するやいなや、そばに置いてあった楽俊のデイバッグを開け中身の物色を始める。 「ヒーホー、お手軽イージーにオイラの顔が見れるなんて、ポッ」 最初に取り出した手鏡で自分の顔を見て顔を赤らめる。 しばらく覗いたのち、その手鏡を自分のデイバッグに入れ再び中身を漁り始めた。 「オイラと持ってるものが同じかよー、こんなダブりすぎな人生ツッマンネー」 他に入っていたのはカマンベールチーズを除き、ほとんどケットシーが持っているものと同じものしかない。 愚痴を零しながら時計やら筆記用具やらをあちこちに投げていく。 さり気にチーズだけは抜け目なく自分のバッグに入れていたのだが…。 そして、最後に取り出したものは何の変哲もない小瓶だった。 振ってみるとカランカランと音がする。 ケットシーはさっそく蓋をあけ中身を取り出した。 「なんだよー、こんなシケたもんなんてノーサンキューだぜー」 中身を手に取ったケットシーは心底がっかりした。 入っていたものは小さい金属片ただ一つ。 当然ながら武器として使うには無理がある代物だ。 それにこんなものを欲しがるやつなんていないに決まっている。 そう思ったケットシーは無造作に金属片を放り投げた。 その金属片は空中に縦楕円の軌道を描き楽俊の傷口へと落ちていく。 しかしケットシーはすでに楽俊に興味を無くしていたため、気づいていなかった…。 「しー ゆー あげいんだぁ! アンタの事は 忘れないぜェ!」 部屋の外から覗くような形でそう言い残したケットシーは、 学校にいるはずの次なるターゲットに狙いを定め部屋を後にした。 【D-4/ホテル前/1日目/午前】 【ケットシー@真女神転生if...】 【状態】:疲労(小) 、帽子なし 【装備】:まぼろしのてぶくろ@MOTHER3 、デザートイーグル@真女神転生if...(装填弾丸なし) 【所持品】:支給品一式、和道一文字@ワンピース、コロナショット@真女神転生if...(14発)、雷の石@ポケットモンスター、拡声器、折れたシャムシール@真女神転生if...、 巨大キノコ@スーパーマリオシリーズ、グリードアイランドカード(追跡)@HUNTER×HUNTER 、 ケットシーの帽子@真女神転生if...、フィジカルミラー@ペルソナ3、カマンベールチーズ@現実 【思考】 基本:生き残る。ゲームに乗るかキュウビに逆らうかは他の参加者をよく確かめてからにする 1:C-4の学校に行き重症の男からも生体マグネタイトを頂く。 2:余裕があれば首輪の解除をする。 【備考】 ※雷の石をマハジオストーン@真女神転生if...と勘違いしています ※まぼろしのてぶくろを防具と勘違いしています。拡声器を攻撃アイテムと勘違いしています。 ※魔法の制限の可能性に気づきました ※グリードアイランドカードの使用法を聞きました ※オカリナ、ヒグマの大将、グレッグル、ミュウツーの情報を聞きました ※帽子をかぶった猫のことを自分のこととは思っていません。 ※カマンベールチーズは楽俊に支給された食料です。 ◇ ◇ ◇ 「…プックルが言っていたことが正しい可能性が出てきたってことだな。ということはやはりキュウビの目的は人間に関するものなのか? だとすると…」 『ラ、ラクシュン殿、何一人で呟いているでありますか? 男はもう死にそうな状態なのでありますよ!』 「おっと、そうだったな。保健所にはおいらから連絡しておく。あと連絡したらおいらもそっちに向かうからさ。ケロロはそれまで怪我人のほうを見ておいてくれないか?」 新たな情報を得て考察を固めようとするが、ケロロは男の処置についてまくしたてるように尋ねてくる。 そのため考察を一時中断して慌てながら怪我人を診るように伝える。 『ラクシュン殿…、分かったであります。我輩に任せるでありますよ!』 ガチャンという音が向こうから聞こえてくる。 楽俊は一旦受話器を下ろしたあと保健所の番号を入力する。 「ラクシューン、オイラがゴールインだぜー」 「うわっ、誰だ」 突然ドアが勢いよく開く音と共に子供っぽい大声が響き渡った。 吃驚した楽俊は入力していた指を止めドアの方に振り向く。 「ラクシューン、このケットシーのこと忘れるなんて悪魔より酷すぎるゼー」 「なんだ、ケットシーか。全く脅かすなよな。誰かが襲ってきたと思ったぞ」 「ヒーホー、ごめんちょラクシュン」 「まあいいや、ここまでくんのに疲れてるだろうからしばらく体を休めておけ」 部屋に入ってきたのはケットシーだった。 彼曰くここに呼び出されてから不幸の連続だったらしいが、根っからの陽気さはそれを微塵にも感じさせない。 現に彼の謝り方はとてつもなく軽い。 彼らの置かれている立場を考えると『謝る気がないだろ!』と言われても文句は言えない。 しかし温厚な性格の楽俊はそのようなことを気にせずにケットシーに休憩を勧める。 ケットシーがベッドにダイブするのを横目で見ながら、番号の入力をやり直す。 ◇ 『えっと、どなたでしょうか?』 しばらく呼び出し音がした後、受話器からオカリナの声が聞こえてくる。 どうやらまだ保健所にいたようだ。 「その声は…オカリナか?」 『えっと、その声は楽俊さんでしょうか?』 「ああ、そうだ。」 オカリナはまだ電話に慣れていない様子だ。 かく言う楽俊もやっと慣れたといったところだったりする。 『あ、あの楽俊さん、そんなに慌ててどうしたのですか?』 「さっき死にそうな男が見つかったって話を聞いたんだ」 『え?し、死にそうな男って…どういうことですか?』 楽俊自身の声が慌てている様子だったため、オカリナの方から聞き返された。 楽俊は重体の男が発見されたことを伝えると、オカリナはうろたえた様子で尋ね返してきた。 「学校という建物でケロロとかいう奴が見つけたらしいんだ!」 『学校?ケロロ?』 「まあ、ケロロのことは置いておくとして、えっとだな、地図で言うと…」 ふとケットシーの方を見ると、彼も興味しんしんと言った様子で楽俊を見ていた。 この様子に首をかしげながらも学校の位置を確認するため地図を取り出す。 「ねぇねぇ、死にそうな男ってどういうコトー?」 「おっと、お前さんには言ってなかったな。えっとだな、お前さんが来る前にそういう話を聞いたんだ。」 学校の場所を確認しているとケットシーが突然割り込んでくる。 楽俊は少し言葉に詰まらせながらも質問に答えた。 「ふーん」 ケットシーはそんなものに関心がないといった様子で手を後ろに回しながら相槌を打っている。 学校の場所を確認した楽俊は再び受話器を耳に当てる。 「オカリナ聞こえるか?場所はな。…ん?」 なにやら騒がしい。 受話器の向こうから『何してるのですか?』や『怪我人がどこにいるのかわかるのですか?』というオカリナの声が聞こえてくる。 「おーい、聞こえるか?」 『すみません、お待たせしました。』 「おーい、オカリナ、何かあったのか?」 何度か呼びかけていると再びオカリナが出てくる。 楽俊はなんとなく想像はつくものの何かあったのか尋ねた。 『ええ、実はプックルさんが足早に出かけようとしていたもので…場所も確認しましたので今から向かいます』 「あ、オカリナ、ちょっと待ってくれ」 『え、何でしょうか?』 後ろにいるケットシーから得た情報だが、オカリナに伝えるべきことがある。 そのため現場に向かおうとするオカリナを割り込むように呼びとめた。 「ケットシーという奴から聞いたんだが、お前の親父さん、まだ無事みたいだぞ」 『え、えっと、そのケットシーという方が父と会ったのですか?』 楽俊はケットシーから聞いていたことをオカリナに伝える。 すると、オカリナは確認をとるような感じで聞き返してきた。 「ああ、聞いたのは電話でなんだけど、ケットシーはついさっきおいらと合流して…ぐあっ」 その情報を提供したケットシーと合流したことを伝えようとすると、突然背後から衝撃を受ける。 その衝撃と同時に体中に激痛が走る。 倒れながらもなんとか後ろを見ると、ケットシーが自分に鉄筒を向けている。 ふと下を見ると腹から血が流れている。 「ケットシー…これは…どういうことだ……?」 激痛が走ったのは一瞬だったものの全身の痛みはわずかに残っている。 それでも楽俊はケットシーに問い詰めた。 しかしケットシーは聞く耳を持たずさらに鉄筒から弾丸を放つ。 その弾丸は無情にも楽俊の腹を貫く。 この一撃で再び激痛が楽俊の身体を駆け巡る。 そして強烈な痛みは楽俊を気絶へと追い込む。 ◇ 楽俊は暗い闇の中にいた。 意識はあるものの辺り一面は黒で覆われている。 (何も…見えない?……ん?) 急に自分の魂が流れ出す感覚に襲われる。 抵抗しようとするも身体自体が動かない。 その間にも魂は流れ出ていく。 (納得は…できないが……おいらはもう…死んでしまうんだな) 楽俊は自らの死を悟る。 同時にキュウビを倒すどころか、直接闘いを挑むことすら出来なかった自分自身に不満を持つ。 (もう…どうにも……ならねぇな…、頭が……霞んで…) 次第に考える気力も失われていく。 そして彼の意識は深い闇へと落ちる。 どこまでも、どこまでも…。 【楽俊@十ニ国記 死亡】 【残り 26匹】 ◇ 亡骸を除き誰もいないホテルの一室。 ケットシーが投げた小さな金属片―DG細胞が楽俊の亡骸を侵していく。 生前の人格を消しゴムで消すかの如く彼の脳を浸食する。 やがて亡骸はゆっくりと立ち上がる。 「きいいいぃぃぃりゅりりゅりしいいいぃぃぃ!」 立ち上がると共に魔物はおぞましい産声をあげる。 もはや穏便であった彼の面影は何一つ残ってない。 「殺ス…全テ殺ス」 生前の彼が言うとは思えぬ台詞を発し、魔物と化した楽俊は怪力でドアを壊し犠牲者を探し始めた。 【D-4/ホテル/1日目/午前】 【楽俊@十二国記】 【状態】:自我崩壊 【装備】:なし 【道具】:なし 【思考】 基本:見カケタ奴、殺ス 1 誰かを見つけたら問答無用で殺す 【備考】 ※一度死んだあとDG細胞に浸食されたため、自我が崩壊しています。 ※DG細胞により戦闘力と再生力が強化されています。強化の程度に関しては次回以降の書き手にお任せします。 ※楽俊の基本支給品(食料除く)が部屋中に散らかっています。 【DG細胞@機動武勇伝Gガンダム】 デビルガンダム化したディマリウム合金の一種。 感染すると肉体が強化されるがゾンビ兵と化する。 また死者を復活させることもできるが、 細胞の影響なのか生前と人格が異なる状態となる。 時系列順で読む Back 慌てない慌てない、一休み一休み Next 白い兎は歌う 投下順で読む Back 今日も明日も変わるけれど―― Next Raccoon Over The Castle 068 本日の特選素材 ケロロ軍曹 088 白い兎は歌う 068 本日の特選素材 楽俊 死亡 066 悪魔は来りてホラを吹く ケットシー 091 でもそれは大きなミステイク 059 距離を超えた遭遇 オカリナ 086 風は悽愴 059 距離を超えた遭遇 キラーパンサー 086 風は悽愴
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IM/S30-049 カード名:M@STERPIECE カテゴリ:クライマックス 色:緑 トリガー:2 【永】 あなたのキャラすべてに、ソウルを+2。 新しい幕を開けよう NEVER END IDOL!! レアリティ:CC 14/11/26 今日のカード ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 みんなとステージへ! 765プロ 2/1 8000/1/1 黄 目指せトップアイドル! 765プロ 1/0 5000/1/0 緑 心は一つ! 765プロ 2/1 4000/1/1 赤 光の海を渡って! 765プロ 1/1 6500/1/0 青 ・同名カード 番号 カード名 トリガー 色 収録パック IM/S30-024 M@STERPIECE 1・炎 黄 劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」 ブースター IM/S30-074 M@STERPIECE 2 赤 劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」 ブースター IM/S30-099 M@STERPIECE 2 青 劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」 ブースター
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Format Title Artist Label Model Number Release Press 7 ワイルドワイルド進化論 RYO THE SKYWALKER WARNER MUSIC JAPAN,BUSH HUNTER,NEW WORLD RECORDS,A.K.A. BOUNCE BHM-7002 2001/--/-- - 229630359_624.v1445872462.jpg Side Track Title Produce A 1 ワイルドワイルド進化論 DJ HASEBE B 2 ワイルドワイルド進化論(VERSION) DJ HASEBE PERTAIN CD ワイルド ワイルド 進化論
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IM/S30-024 カード名:M@STERPIECE カテゴリ:クライマックス 色:黄 トリガー:1・炎 【永】あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (炎:このターン中、このカードをトリガーした攻撃キャラが次に与えるダメージがキャンセルされた時、相手に1ダメージを与える。) P「俺は忘れないからな……今日のこのステージを!」 レアリティ:CC 14/11/25 今日のカード ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 みんなとステージへ! 765プロ 2/1 8000/1/1 黄 目指せトップアイドル! 765プロ 1/0 5000/1/0 緑 心は一つ! 765プロ 2/1 4000/1/1 赤 光の海を渡って! 765プロ 1/1 6500/1/0 青 ・同名カード 番号 カード名 トリガー 色 収録パック IM/S30-049 M@STERPIECE 2 緑 劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」 ブースター IM/S30-074 M@STERPIECE 2 赤 劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」 ブースター IM/S30-099 M@STERPIECE 2 青 劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」 ブースター
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元ネタ:Jungle P(ONE PIECE 5050) 作:ヤジオーディエンス 世界中ーの歌の歌詞ーを変えーてゆくうー デムパを受けーてーー 心にー浮んで替え歌がー出来たら スレ上げ投下ーーーーー♪ 検索タグ ONE PIECE アニメ フレーズのみ ヤジ2chネタ ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
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STALKER ◆B0yhIEaBOI そこに居たのは、龍咲海という女とタチコマという機械だったのだけれど、 2人はお互いの名前を知らなかったし、名乗りもしなかったのだから、 その時は名前なんて、あまり意味が無いものだった。 街中を一人の女が走っている。 長髪で細身の若い女。なんとなく、水とか海とかを連想させる。青い女。 そして、身に着けた青い服にコーディネイトでもしたかのように、顔は血の気が失せて、真っ青だ。 表情は悲壮で、不安に満ち溢れている。 そして、さっきから誰も周りに居ないというのに、何度も後ろを振り返ってばかりいる。 さしずめ、非日常的な恐怖による恐慌状態、といったところだろうか。 彼女にとっては、この異常な環境と目の前で起こった人の死は、その許容範囲を超えたものだったのだろう。 そして、自らの許容範囲をオーバーしたとき、人間の取る行動は大体二つ。 何もしなくなるか、一心不乱に何かをしだすか。 そういう意味では、彼女は一心不乱に、逃げていたのだろう。 見えない恐怖から。迫り来る死から。 得てして、そういう時に人間は、脆くなる。 「ねえ、ねえ、そこのお嬢さ~ん、僕とお茶しな~い?」 突然、何も無かったはずの空間から声がした。 耳障りな高い声。 「えっ?ええっ??何、何なの!!??」 女は突然の事態に取り乱している。 そんなにキョロキョロすると目を回すのではないのだろうか。 「あれ?おかしいなぁ、女の人の事情聴取するときの必殺技だってパズ君が言ってたのに~!」 対して、声の主は動じない。というか、緊張感がまるで無い。 ここまで図太いと、この声の主も人間かどうか疑いたくなる。 それはこの女にとっても同様だったらしい。 「ど、どこなの?誰なの?何なのよ、答えなさいよッ!!」 「いえ、僕はこう見えても一人の国家公務員なんですよ?あ、見えないんだっけ? とりあえず、そのまま落ち着いて僕の話を聞いてくれませんかぁ?」 ここまで取り乱している女性に「落ち着け」といったところで逆効果だというのに、どうもこの声の主は精神年齢が低い。 実地経験がまだまだ不足しているようだ。 「嫌、もう嫌、嫌よッ……!」 一方、女は完全に混乱しきっている。これ以上何を言っても聞きはしまい。あと、もう一押しさえあれば…… 「も~う、そんなに僕を困らせちゃダメだよ、子猫ちゃん!言うこと聞かないと… 食 べ ち ゃ う ぞ ~ っ ! 」 「い、イヤ~~~~~~ッ!!!『 蒼い竜巻!! 』」 錯乱した女がそう叫ぶと同時に、声のする方向に竜巻が舞い上がった。 そう、まるで魔法のように。この女も魔法がつかえるというのだろうか? 巻き上がる竜巻。飛び散る水しぶき。 その中から、大きな影がパチパチとその姿を光らせながら現れた。 「わぁ、ナニコレ!?こんな現象データベースに登録されてないよ!?水かぶって光学迷彩が失効しちゃったぁ~!」 滑り出したのは、青い車。いや、機械でできた蜘蛛、といったほうが相応しいだろうか。 機械蜘蛛は、相変わらずかん高くて不快な声で話し出す。 「もう、パズさんの言うことを聞いてたらロクなことが無いや。当分パズさん入力分のデータ参照は凍結~! え~っと、で、キミ、ちょっと僕の話を聞いてくれるかなぁ?」 恐怖に魅入られた人間に、姿を隠したままで話しかけるのはいたずらにその恐怖心を煽るだけだ。 だから、姿を現す、というのは結果的には正しい行動だったと言えるだろう。 ただし、それはその姿が普通の姿だった場合の話だ。 「ば、化け物……!もう嫌ァッ!!『 水の龍!! 』」 女がそう叫ぶと、彼女のもとから凄まじい勢いの水流が噴出した。 水流、いや、これは水龍と呼んだ方が相応しい。 「おおっと、危ない!でももうその手は食わないんだもんね~♪」 しかし、機械蜘蛛は予想外に軽いフットワークで巧みに水龍を回避する。 「ふっふ~ん、原理は不明だけど、攻撃パターンは単純だね!でも、そういうことする悪い子は……こうだっ!」 機械蜘蛛が、跳躍した。そして、近くのビルの外壁を蹴り、女の後ろに舞い降りる。信じられない身軽さだ。 がしっ 状況に全く対応できていない女の体を、機械蜘蛛の腕が捕まえる。 「公務執行妨害で逮捕する~~! あれ、でもこの後どうすればいいんだっけ?所轄の警察ってこの辺にあるのかな……??」 「嫌ッ、放して!放してったらぁ!!」 「もう、いい加減僕の話を聞いてったらぁ……」 残念ながら、これで戦闘は終了のようだ。羽交い絞めにされたあの女に反撃できる余地は残っていない。 そして、機械蜘蛛の方も、自分が勝ったというのに相手に止めを刺そうとしない。 仕方の無い人たちだ。 最初に仮面の男が言ったとおり、これは殺し合いのゲームなのに。 所詮この世は弱肉強食。それが分かっていないなんて、本当に見るに堪えない。 それがあまりにも仕方が無かったから、私は双眼鏡を下ろし、拳銃を構えて、身を隠していた物陰から姿を現した。 そして、体に比べて大きな拳銃の引き金を、ゆっくりと絞り込む。 パン!パン! 「えっ?」 私の撃った弾丸は、一発は狙いから外れて機械蜘蛛の体に当たり、乾いた音を立ててそのボディにめり込んだ。 そして、もう一発は狙い通りに女の頭に命中した。瞬時に飛び散った脳漿が、青い機械蜘蛛を赤く染める。 「ええっ!?……ちょっとキミ、大丈夫!?」 返事代わりに、女の体がビクン、ビクンと痙攣する。 どう考えても即死だというのに、まったくこの機械ったらおばかさんなんだから。 「だめよぉ、折角勝ったんだから、きちんと止めをさしてあげないとぉ」 「き……キミ、だれ?」 「私ぃ?私の名前は水銀燈よぉ、おばかさぁん」 【E-5:市街地・1日目 深夜】 【タチコマ@攻殻機動隊S.A.C】 [状態] ボディに一発被弾 [装備] 無し [道具] 支給品一式(配給品数不明) [思考・状況]1:状況の確認 、把握。 2:九課のメンバーと合流する。 ※タチコマの光学迷彩はエネルギーを大きく消費するため、あまり多用できません。 ※タチコマの支給品には、食料の代わりに燃料が入っています。 【水銀燈@ローゼンメイデンシリーズ】 [状態] 健康 [装備] ベレッタM92F(残弾13、マガジン15発×4個)、双眼鏡 [道具] 支給品一式 [思考・状況]1:タチコマと会話をする。 2:真紅達ドールを破壊し、ローザミスティカを奪う。 3: バトルロワイアルの最後の一人になり、願いを叶える。 【龍咲海@レイアース 死亡】 [残り77人] ※海の支給品一式(配給品数不明)は、海の死体の傍に放置されています。 時系列順で読む Back 最速×騎士×被害者 Next しっぽの生えた薬師の少女 投下順で読む Back 最速×騎士×被害者 Next 静謐な病院 タチコマ 70 人ならざるもの達の午前 Water Requiem 水銀燈 70 人ならざるもの達の午前 Water Requiem 龍咲海